断捨離

断捨離

「断捨離」とは、物への執着を捨てて不要な物を減らし身の周りをキレイにすることで、心もストレスから解放され平穏を取り戻し、生活の質や運気の向上などを得ようとする考え方のことです。
終活の一環として、いらない生活用品や家財道具を整理する生前整理のことも、断捨離と呼ぶこともあります。

断捨離という言葉は、1976年に沖正弘の著書(沖ヨガの考え方と修業法)で「断捨離」という言葉が使用されていることから由来されているようです。
断捨離のそれぞれの文字には、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)という意味があり、その文字を合わせて断捨離と呼ぶようになったとの説が有力です。

断(行):いらない無駄なものの受け入れを断つ
捨(行):家などにあるいらない物を捨てる
離(行):物への執着から離れる


「断捨離」とは、上記の3つ(断・捨・離)を合わせて、ご自身にとって無駄で不要なものの受け入れを断ち、不要なものを捨て、ものへの執着から離れることを目的として行動することです。

断捨離を行うことで、家の中の物がスッキリして、その後の人生をシンプルで身軽にすることで快適に過ごしていくことができます。
また、不要や荷物などを整理することで生活スペースが改善され、安全で健康的な生活を送ることができます。

また、断捨離をしておくことで、あなたがお亡くなりになった後の遺品整理などのご家族の負担を減らすことができます。

さらに、断捨離をおこなう過程において、『ご自身にとって本当に必要な物は何か』を見つめ直すこともできるとともに、部屋や気持ちを整理することで、心機一転リフレッシュされ心が軽くなり、新たに人生の再スタートを切ることができます。

なお、断捨離は思っているより体力と気力が必要となります。
また、いつまでに終わらせなければならないという期限はありませんので、まだ体力・気力がある元気なうちに、あせらずゆっくりと時間をかけて無理せず少しずつ始めるといいでしょう。