家じまい

「家じまい」とは、今まで住まわれていたご自宅を、子供がいなかったり、子供たちがいても独り立ちして自分たち以外に誰も住まなくなったという理由で、ご自身が健康なうちに家を処分することをいいます。

家じまい

従来の日本では「家は代々子どもに継いでいく」のが常識とされてきました。

しかし、少子高齢化が進む現在の日本において、一戸建ての実家を継ぐ子供がいないや、子供がいても一戸建ての実家を継ぐ意思がないなどで、家を継ぐ人がいなく空き家になってしまうケースが増加しており、社会の問題となっております。

また、高齢になり身体機能が衰えるてくると、ちょっとした段差につまづいたりして思わぬ怪我を招くこともあります。
体力の低下に伴い、広い一戸建ての掃除や庭の手入れもこなしきれなくなってきます。

そうならないためにも、健康なうちに不便となった一戸建てのご実家を処分する「家じまい」をされる方が最近増えております。

「家じまい」でご実家(一戸建て)を処分して得た売却益は、皆さん、老後のために新たな住居を購入したりサービスの整った介護施設に移ったりなど、老後の生活資金に充てられるようです。