リースバック

「リースバック」とは、自宅を売却し資金を得るとともに、売却したあとの家に賃貸契約を結ぶことで継続して住み続けられる、不動産の売却と賃貸を組み合わせたシステムです。

自宅を売り(Sell)、賃貸(Lease)として住むことから、『セール&リースバック』ともいわれております。

リースバック

リースバックを利用することで、下記のようなメリットが得られます。

【資金が得られる】

不動産を「売却」することで、まとまった老後資金を得ることができます。

【住み続けられる】

「賃貸」にすることで、長年住み慣れたご自宅(マンションも)に今まで同様に住み続けることができます。

【不動産の維持費が不要になる】

不動産の所有者が他者となるため、固定資産税の支払いや、マンションの場合は管理費や修繕積立金などの支払いも必要なくなります。

【売却したことが周囲に知られない】

不動産会社や不動産投資家に直接売却し、売却後も同じ家に住み続けるので、周囲に売却したことの事情を知られることはありません。

【将来に買い戻すことができる】

不動産を売却をした場合、買い戻せる可能性はほぼありませんが、リースバックには『買い戻し制度』がありますので、将来買い戻せる可能性があります。

逆に、リースバックのデメリットは下記になります。

【家賃が発生する】

自宅を売却した後も住み続けることができますが、賃貸契約のため毎月の家賃を支払う必要があります。

【リースバックが認められないケースがある】

すでに金融機関からご自宅を競売にかけられている場合や、住宅ローンの残債が不動産会社の住宅査定価格を上回るオーバーローン等になっている状態の場合は、ご利用できないケースがあります。

【売却価格が安くなる可能性がある】

リースバックにおける売却価格は、基本的に市場価格よりも安くなることがあります。

【買戻しの金額が、売却よりも高くなってしまいます】

売却した不動産の買い戻しの金額は、基本的に売却額よりも買取価格の1割~3割増しで高くなってしまいます。

【永続的に住み続けられるとは限らない】

リースバックの賃貸契約は、賃貸契約期間が定められている「定期借家契約」で賃貸借契約を締結することが多いです。
定期借家契約では、貸主と借主の合意があれば再契約は可能で永続的に住むことも可能ですが、事情によっては退去することもあるなど、ずっと住み続けられる保証はありません。
※永続的に家に住み続けたい場合は、定期借家契約ではなく、普通借家契約で締結できる会社を選ぶと安心です。

「リースバック」は、短期間でまとなった資金が得られるほか、引越しの手間が必要ないなど様々なメリットがありますが、大切な自宅を売却することには変わりがないため、ご利用については、慎重に検討しなければなりません

また、リースバックの会社は、自宅の売却先でもありますが、貸主にもなる大切な存在ですでの、安心して任せられる会社を選ぶことが大切です。