シニア保険

シニア保険

保険加入が困難になる50歳代以上の人を対象とした保険のことを、「シニア保険」といいます。

万が一介護が必要となったときに、「人生の終わりを自分らしく迎えるために、医療や介護の備えをしておきたい」や、万が一お亡くなりになったときに、「遺された家族に迷惑を掛けないように、葬儀費用やお墓の費用はあらかじめ用意しておきたい」など、「医療・介護」や「葬儀」、「お墓」の費用など、ご自身に万一があった場合の保障や、日常のの健康と老後に備えるための保険です。

最近の50歳以上(商品により40歳以上)の中高年を対象にしたシニア保険は、簡単な手続きだけで加入でき、保障対象も葬儀費用専門の「葬儀保険」や介護に備えるための「介護保険」など、各社の保険商品が多様化してきております。

50歳も過ぎ子供も大きくなって独立してしまうと、家庭に対する経済的な責任は小さくなり、保険の保障による高額な死亡保険金はもう必要ないことでしょう。
その代わりに、保険に加入することにより、介護に備える保障や、葬儀費用やお墓代などの死後の整理に必要となる資金を、保険の補償で確保するのが理想です。

最近では、新規加入できる年齢が89歳までなどの後期高齢者になっても加入できる保険や、告知書の提出なく加入することができる「無選択型保険」と呼ばれる簡単な手続きだけで加入できる保険や、既往症があっても加入できる加入条件を緩和した「引受基準緩和型保険」など、年齢や健康に不安がある方でも入りやすい保険商品も多くみられるようになってきました。

シニア保険のタイプ

シニア保険のタイプは大きく分けて2つになります

シニア保険無選択型
シニア保険無選択型とは、一定の年齢以上であれば、ご契約の際の健康状態などの告知や、医師による診査の必要のない保険です。
今まで、健康上の理由等で通常の保険に加入できなかった方でも、少額の死亡保険のご契約が可能ですが、一般的に保険料が通常の終身保険より高くなります。
シニア保険準無選択型
シニア保険準無選択型とは、健康状態に関する告知の質問内容を絞って、一定の範囲で持病がある人でも、簡単に加入しやすくなっている保険です。

最近では、葬儀や葬儀以外の費用を支払うことを目的にして平成18年4月から導入された「葬儀保険」と呼ばれる、「少額短期保険」という名称のシニア保険も注目され始めております。

他にも、シニア保険の商品には色々なプランがございますので、ご自分の健康状態やライフスタイルに合わせて保険商品を選ぶ事が大切です。