在来仏教

「在来仏教」とは、仏教の宗派の中でも、明治初期の時代までに日本に根付いている伝統的な仏教の宗派のことです。 一般的には、真言宗、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、日蓮宗、天台宗、黄檗宗、時宗、法曹宗、華厳宗、融通念仏宗、律宗の13宗派の事をいいます。

在来仏教

各宗派の中でも、浄土真宗の本願寺派と真宗大谷派のようにさらに枝分かれして56の分派に分かれますが、これらの宗派のように大元が先の13の宗派のいずれかに該当する場合は、基本的には在来仏教に含まれます。
在来仏教の宗派はさらに56の分派に分かれますが、それらもすべて在来仏教に含まれます。

なお、「在来仏教」に対して、明治初期以降に現れた宗派につきましては、一般的に「新興宗教」と呼ばれています。
代表的なものとしては、創価学会や幸福の科学、弁天宗、阿含宗などがございます。

墓地・お墓を購入される場合には、「在来仏教に限る」とされているところも多く存在していますので、購入の際は注意しておく必要がございます。